PARK GALLERY presents 『街角展』東京のPARK GALLERYで開催されるグループ展に写真を展示させていただくことになりました。私は都会に住んでいるとき、街角や、その周辺で出会ったもの、街角のふと下をみた道路に落ちている物語などを、よく撮っていました。 彼らをちゃんと誰かに見せる機会に恵まれたことに感謝して、参加させていただきます。ほとんど単焦点のカメラで撮ったものなので、対象との距離感をたぐりよせ、大切な思い出をめくるように準備しました。自作のzineやCDも販売しています。私は在廊出来ないので、遠く豊前から東京に思いを馳せることにします。この距離感も不思議で好きです。私以外にも、素敵な作家さんが集っているので、ぜひお近くの方...22Jun2019PHOTO
灯先日豊前のハーモニカをしているおじいさま方が、練習の帰りに縁側へ寄ってくれた。その前の日は、ここは本を読むところよね、ごめんね。と言いつつおばちゃんたちが生協のチラシを開く。最近近くのお年寄りが寄ってくれることも増えた。そのような場所を密かに目指していたからじんわりと嬉さが込み上げる。本を読んでほしいのはあるけど(本には沢山の知恵や、素晴らしい物語がつまっているから)でも、お年寄りには、本に匹敵するくらい知恵と経験がある。だからなのか、本と共に縁側にいるのを見るだけでよいのに、わたしにも沢山知恵を分けてくれる。ハーモニカの本番のあじさい祭りの演奏が終わり、反省会と次の打ち合わせに、また縁側へ寄ってくれたおじいさま方を見ていると希望が...16Jun2019縁側介護
6月のカレンダー6月は梅雨。じめじめは私も苦手ですが、雨の日が昔よりだんだん好きになってきました。というのも、部屋から雨の降る外をみて庭の草花が雨水に濡れた姿、雨の音。そうして本を開くということの特別な幸福を知ったから。縁側は隠れ家、秘密基地です。雨の日こそ、ひっそりと来て欲しいと密かに思っていたり。6月の密かなテーマは、女性。本を通して女性としての自分を見つめ直す。読書会も川上弘美さん、女性作家さんがテーマです。女性特有の感覚や表現というものがあるはず。女性である自分を知る、みつける。感じる。受け入れるとか、楽しむ。までいくのは難しいのかもしれないけれど、縁側が、そんなきっかけの1つになればと思います。男性にも読んでほしい本がたくさん。分かり合え...04Jun2019縁側