『雛形』連載vol.2 夜と縁ライフジャーナルマガジン『雛形』での○○と縁という連載のvol.2『夜と縁』が公開されました。前職の保育園のことも書きました。ぜひ沢山の人に読んでいただきたいです。夜の世界へ誘われる素敵なイラストはYoggさんです。---どんなものにも、大体「ふち」があります。常に真ん中以外にあって、かたちのないものに輪郭を与えたり、真ん中から溢れたものの拠りどころになったりする場所。そんな「ふち」が持つ世界を、福岡の小さなブックカフェ「縁側」店主・河野理子(かわのりこ)さんが紐といていきます。境界線であり、すみっこであり、ものごとのきわの部分に在るものを見つめるために。ありふれているけれど、まだ知らない、縁〈ふち〉の世界へ。31Jan2021縁側OTHERS
言葉が必要とされないところでいい本なのにうまくその本のことを説明できない。何を言ってるのか混乱しながらも何となく真ん中の部分は感じ取れる。心はふるえている。でも言葉にできない。そんな読書体験。言葉を使えば誤って、その本の本質から外れ、陳腐なものになってしまうのが怖い。小川洋子さんが、"わたしたちは、言葉で書かれた小説を読んで言葉が届かない場所へ行っているのかもしれない。""言葉が必要とされない場所に自分の居場所を見つけるために小説を読んでいる。"と言っていた動画を見て深く納得したばかりだ。言葉がないところに感動したのだから言葉で上手く伝えられないはずなのだ。多和田葉子さんの『地球にちりばめられて』に至っては何年置いただろう、というほど読み始められなかった。この...06Jul2020BOOK縁側OTHERS
星を賣る店〈なんと!〉突然変異、急に現れるとうわさの((星を賣る店))が今週の7月27日土曜日19時〜21時頃まで縁側に現れる予定です。1ドリンクオーダー制です。店主がその場でお客さんあうに言葉を書いてお手紙にしておみやげにしたもの((星))を販売します。((星))はお金を払わなくても代わりのものでも代用可能です。お金みたいなものをお持ち下さい。星、推してますが、別に買わなくてもいいです。本を買ったり読んだりお茶したり、お菓子食べたりご自由に。夜の遊び場みたいなかんじなので、気負わず来てください。愛してやまないお二方?クラフトエヴィング商會と、稲垣足穂の本にもでてくる"星を賣る店"が、縁側に出没した!という裏設...26Jul2019BOOK縁側OTHERS