人生の塩ウェブマガジンの雛形がなくなってしまう。記事が見れるのは今月いっぱいだ。わたしは連載もさせていただいて、お世話になったのでとても寂しい。始まりがあれば終わりがあるとは分かっていながらも。コロナになりたての頃、オンラインショップに本の紹介文を書いて載せていたのを見つけて下さり、ちいさな本屋さんが選ぶ手触りのある3冊というテーマのもと、本を紹介させていただくことになった。飛び上がるほど嬉しかったし、しかもわたしから始まる連載だったのでもちろん不安もありながら楽しく書かせてもらった。わたしはそこでクロード・レヴィ=ストロースの『野生の思考』を紹介した。一年後、縁側をしめて石川へ移住した。そこにももちろん本屋さんがあり、そのことが本当に嬉し...27Jul2022日記BOOK縁側
わたしごと日記「心はどこに」『心はどこに消えた?』という本を働いている本屋でパラパラめくった。まだ読んでないけれどとても面白そう。心は気づくとどこかにいっているものだ。幽霊みたいに生きている時がある。でも掃除などするときは幽霊になりきってするととても捗る。掃除のしすぎからか、心がどこかにいっていたことをこの本を見て気がついた。そして見開きをみて、心打たれて、一瞬で戻ってきたのがわかった。まだよんでもいないのに。08Jan2022日記BOOK
わたしごと日記 「異なり」昔の人が手書きで紙に文字を書いているように、スマホで文字を打つことが自分の言葉と隔たりなく書けることに気がついた。パソコンだと妙にすました文章になってしまう。昔から思考の穴に入るのがすきだったけれど、こちらに来てから嬉しいことに時間があって、前よりぐいぐい勉強しはじめた。テレビがないからかもなぁ。他人との暮らしは嬉しいことも悲しいこともどっちもあるけれど、あの好きなバンドの音みたいに調和を持った音ではないのにトータルしたら心地よいな。と思うことができていてなんだか楽しい。それにしても積読がたまっていく。本屋でアルバイトをしているからついつい買ってしまう。『ベルリン上の空 ランゲシュランゲ』という香山哲さんの漫画の積読についての場面で...22Nov2021BOOK縁側
縁側小噺 『夜の発光体』縁側神保町化計画は、数年前からあった。田舎でもそのような場所を体現することはできるはずだ。縁側を始めたのも当時1番求めていた本に囲まれた場所が、街にも人にも私にも必要だと思ったからだった。実際に必要だったのかは分からないけれど少なくとも私には必要だった。夕暮れから、空が色を失って縁側の中の白熱灯がぽっと色づき店自体が灯りになる時まで、縁側に人がいて、いつもはない美味しそうなカレーの匂いが満ちていた。場所を借してくれているまりさんがカレーを作ってくれ、Add.のあきさんのお母さんの美味しいチーズケーキの表面の色味にうっとりしながらそれをお客さんに出す。コーヒーなどを飲みながら各々本を開いている景色をみたとき、こんな景色をみたかったのだ...24Apr2021BOOK縁側
『雛形』 連載vol.5 『宇宙と縁』ライフジャーナルマガジン『雛形』での連載vol.5『宇宙と縁』が公開されました。ここはあそこで、あそこはここで。---どんなものにも、大体「ふち」があります。常に真ん中以外にあって、かたちのないものに輪郭を与えたり、真ん中から溢れたものの拠りどころになったりする場所。そんな「ふち」が持つ世界を、福岡の小さなブックカフェ「縁側」店主が紐といていきます。境界線であり、すみっこであり、ものごとのきわの部分に在るものを見つめるために。ありふれているけれど、まだ知らない、縁〈ふち〉の世界へ。13Apr2021BOOK縁側
波紋のこと半年前から始まった冊子の編集のお仕事が終わりました。罪を犯した死刑囚が償いのために描いてきた絵と、その方に関わってきた方々との10年の軌跡をまとめた冊子です。死刑制度についてもこれまで考えを避けてきたわたしに、初めはこの荷が重い仕事ができるのか分かりませんでしたが、どうにかやり遂げることができました。人が生きるということについて、沢山考えました。もちろん罪を犯してしまったことは悪いことです。しかし、それで死刑という形にして終わりにしていいのか。。彼を支える方々は生きて償ってほしい、生を全うしてほしいという思いで支えています。この冊子に関しては、完全に裏方でいくつもりでしたし、このことを書くことも悩みましたが、編集後記なるものを書かせ...25Jul2020BOOK
言葉が必要とされないところでいい本なのにうまくその本のことを説明できない。何を言ってるのか混乱しながらも何となく真ん中の部分は感じ取れる。心はふるえている。でも言葉にできない。そんな読書体験。言葉を使えば誤って、その本の本質から外れ、陳腐なものになってしまうのが怖い。小川洋子さんが、"わたしたちは、言葉で書かれた小説を読んで言葉が届かない場所へ行っているのかもしれない。""言葉が必要とされない場所に自分の居場所を見つけるために小説を読んでいる。"と言っていた動画を見て深く納得したばかりだ。言葉がないところに感動したのだから言葉で上手く伝えられないはずなのだ。多和田葉子さんの『地球にちりばめられて』に至っては何年置いただろう、というほど読み始められなかった。この...06Jul2020BOOK縁側OTHERS
おとなの Book forest special day -縁側×バルンバルンの森-おとなの Book forest special day -縁側×バルンバルンの森-贅沢に「本を読むためだけの1日」を過ごしてみませんか?場所は大分県中津市のバルンバルンの森。普段はキャンプのお客様でいっぱいのこの森ですが、この日は「おとなが本の世界を味わう森」がコンセプト。読書室はもちろん、カフェや普段は入れない森のコテージのデッキも解放。ツリーハウスを眺めながら森の中で本を楽しんだり、読書室のハンモックに揺られながらゆっくりしたり。縁側は、この日のために本を選んでいきます。日頃出会えないような本や人との出会いがありますように。緑にどっぷり浸かりながら、日常をちょっと離れて本の世界への扉を叩い...30Jun2020BOOK
7月のカレンダーとお知らせ〈7月のカレンダー〉お待たせいたしました。7月のカレンダーです。引き続き営業時間は13時〜17時と短縮しています。オープン日は日曜日に開けたりと、ランダムになってます!平日来れない方は日曜日にぜひ足を運んでみてください。そして、7月6日(月)10時〜16時はバルンバルンの森へ縁側が遊びに行きます。森で本を読むという、わたしの願いも叶いました。。いつもよりゆっくり呼吸して本を味わえると思います。ハンモックもある読書室も素敵すぎて。またいつもと違う場所で縁側も楽しんでもらえると嬉しいです。詳細はまたすぐにお知らせします。お楽しみに。30Jun2020BOOK縁側
3世代で楽しめるショップ、今月までです。kiki×engawa×Add.合同オンラインショップもいよいよ今月で終わりです!まだまだ素敵なアイテムがありますので、ぜひショップを覗いてみて下さいね。23May2020家族BOOK縁側
小さな本屋さんが選ぶ手触りのあるものローカルライフ・ウェブマガジン「雛形」のコラムに記事を書かせていただきました。「小さな本屋さんが選ぶ手触りのあるもの」というテーマで、3冊本を紹介しています。今読んで欲しい本と同時にわたしにとっても今すごく大切な本を紹介しました。縁側からはじまり、これから色々な地方の本屋さんが本を紹介するとのことで私も楽しみです。縁側という場所もですが、わたしという人間の背景や言葉を尊重してくれて、のびのびと書かせていただきました。ありがたい、、雛形のコラムには地域で暮らす人々の生きている実感、暮らしの面白さを写真や文面から感じられます。ロールモデルとしながら、これから育ってゆく雛のような柔らかさと澄んだ生命力を感じます。移住を考えて...21May2020BOOK縁側
オンラインショップと本の郵送始めます〈オンラインショップと本の郵送始めます〉先日家のお庭のチューリップをさらってきて、縁側の花瓶にさしていたけれど、気づけば枯れていて、花瓶を持ち上げるとすぐにはらはらと散った。それが、あまりにも美しくて紙の上から動かせないでいます。映画の世界と現実を行き来しては鉢合わせしてしまった現実に怖気づく。だけどきっとそれが普通で、普通に怖がって、でも何ができるかは拙い脳味噌で考えていきたい。柔らかくいたいものです。問えば、自然ならば答えてくれる気がしている。引き続き、インスタなどで本とわたしの気持ちなどを交えながら紹介してゆくことはできるので、やっていきたいと思います。そしてそれらは読んで欲しい本なので、お店に来れない方のために、郵送もするこ...07Apr2020BOOK縁側