本をあなたの好きな場所へ連れて行ってあげて下さいバック”本をあなたの好きな場所に連れていってあげてくださいバッグ”が出来ました!私は昔一人で、読書ツアーというものをしていました。大濠公園のスタバで、太宰治の『きりぎりす』を読むと決めて出かけたり、長崎へ向かう電車の中で『つむじ風食堂の夜』を読む。といったやり方です。あそこで、この本を読んだらいいなあ。読みかけの本をバッグに入れることもありますが、あの場所にこの本は合うだろうな。という楽しみ方は、出かける楽しみをより、濃厚にしてくれます。ある日喫茶店に行って、マスターが、座右の銘は”ケセラセラ”だよ、と話してくれました。その言葉を聞き、さあ、本を読もうと、持ってきていた西加奈子さんの『こうふく あかの』...12Jul2019BOOK縁側TRAVEL