自分で本屋、ブックカフェをやるからには、本の紹介は真摯にしていきたい。丁寧に、自分の中で、間違いないようにしたい。著者の気持ちとか、何を表現したいのかの正解は分からないから、自分が感じたことを、ちゃんと嘘なく書きたい。本屋を始めてそう決めた(少し前までは、大袈裟な表現をしたりしていた。演出というのだと思う)だけど、私が自分の中と向き合って、自分がしたいことをし始めたとき、本にも今までより真摯に向き合うことをしようと決めたのだ。それはやっぱり自分にも真摯に向き合うことに繋がっているし、私の紹介文を読む方にも繋がっている。本を介して、未熟なわたしも他者を大切にできるのかもしれない。
前置きが長くなりましたが、私は写真家の植本一子さんの本を紹介したくて、だけど、しようとすればするほど、言葉を出すのにエネルギーがいる。これは社会的にも大きなテーマである家族、子育て、母子関係などの問題を孕んでいるし、ある人の人生のお話だからだ。
だけど紹介したい!読んでほしい!という思いが強く、どうにか書いてみました。
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