人生の塩ウェブマガジンの雛形がなくなってしまう。記事が見れるのは今月いっぱいだ。わたしは連載もさせていただいて、お世話になったのでとても寂しい。始まりがあれば終わりがあるとは分かっていながらも。コロナになりたての頃、オンラインショップに本の紹介文を書いて載せていたのを見つけて下さり、ちいさな本屋さんが選ぶ手触りのある3冊というテーマのもと、本を紹介させていただくことになった。飛び上がるほど嬉しかったし、しかもわたしから始まる連載だったのでもちろん不安もありながら楽しく書かせてもらった。わたしはそこでクロード・レヴィ=ストロースの『野生の思考』を紹介した。一年後、縁側をしめて石川へ移住した。そこにももちろん本屋さんがあり、そのことが本当に嬉し...27Jul2022日記BOOK縁側